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中学受験に出た(出そうな)国語の「難しい言葉」をご紹介。これで中学受験難語対策はバッチリ。語彙力をつけて志望校に合格しましょう! また、中学受験のお役立ち情報もご提供しています。執筆はプロ家庭教師アカデミア21。

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前回の記事、

【緊急地震速報】の報知音について

に引き続き、緊急地震速報特集の第二弾です。


この緊急地震速報、実は2種類あるのです。

緊急地震速報(警報)】と【緊急地震速報(予報)】です。




緊急地震速報(警報)】は、一般向け速報として気象庁のみから発表されるものです。

私たちがテレビなどで見るのはこちらの緊急地震速報です。


発表条件は以下となります。

地震波が2つ以上の地震計で観測され、最大震度が5弱以上と予測された場合



地震計2つ以上となっているのは、誤報を防ぐためです。また、最大震度が5弱以上と予想された時にしか発表されません。

発表内容は以下となります。

地震の発生時刻、発生場所(震源)の推定値、地震発生場所の震央地名、強い揺れ(震度5弱以上)が予測される地域及び震度4が予測される地域名(全国を約200地域に分割)



つまり、発生場所と、震度4以上と考えられる場所が発表されるだけで、予想震度と予想到達時間は発表されません


実際、テレビで見る緊急地震速報では、

「緊急地震速報です。強い揺れに警戒してください」

とのアナウンスのみで、確かに震度の予想と、いつ到達するかの情報がありません。




さて、もうひとつの地震速報は、【緊急地震速報(予報)】と呼ばれるものです。

これは高度利用者向けとして発表されるものです。

高度利用者というのは気象庁長官の許可した機関で、ここだけが気象庁のデータをもとに「予報」を発表することができます。

発表内容は、

地震の発生時刻、地震の発生場所(震源)の推定値
地震の規模(マグニチュード)の推定値
予測される最大震度が震度3以下のときは、
 ○予測される揺れの大きさの最大(最大予測震度)
予測される最大震度が震度4以上のときは、地域名に加えて
 ○震度5弱以上と予測される地域の揺れの大きさ(震度)の予測値(予測震度)
 ○その地域への大きな揺れ(主要動)の到達時刻の予測値(主要動到達予測時刻)


となります。

緊急地震速報(警報)と違って、地域別の予測震度と到達時刻の予想値が発表されるのです。

また、発信条件は

気象庁の多機能型地震計設置のいずれかの観測点において、P波またはS波の振幅が100ガル以上となった場合。
地震計で観測された地震波を解析した結果、震源・マグニチュード・各地の予測震度が求まり、そのマグニチュードが3.5以上、または最大予測震度が3以上である場合。


となっており、緊急地震速報(警報)と違って割と小さな地震でも速報され、しかも地震計1つの情報からでも発信されます。

また、速報後も、その他の地震計の情報を含めて再計算をし、順次2報、3報と訂正報が送られます


実際の動画をご覧頂きましょう。こちらはウェザーニューズ社が提供しているThe Last 10-Secondというサービスの動画です。

緊急地震速報(The Last 10-Second)

緊急地震速報(The Last 10-Second) 実際の通報

このサービスの場合、自分の住んでいる場所で任意の震度設定で知らせるよう登録して使うようになっています。

ラスト10秒のカウントダウンがリアルですね。


緊急地震速報(予報)の場合、仕組み上誤報や不正確性が高くなりますので、高度利用者とその提供先にはそのことを十分理解のうえ情報を提供することになっています。

逆に、不特定多数に報知するテレビ・ラジオなどへの通報は、多少速報性・詳細性を犠牲にしても安定した運用となる緊急地震速報(警報)が使われるのです。




さて、この緊急地震速報は、学校ではどのように活用されているのでしょうか?

文部科学省では順次導入する計画だそうです。

【緊急地震速報】の学校への設置について

もちろん、私立校では独自に導入する学校もあり、実際大震災の時にも活かされていました。

【日能研】レポート⇒地震の日2【和洋九段女子】での出来事

切迫する東南海地震、発生確率が高まったとたされる首都圏直下型地震の不安のなか、災害対策も学校選択の一つの要素となりそうです。


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