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中学受験に出た(出そうな)国語の「難しい言葉」をご紹介。これで中学受験難語対策はバッチリ。語彙力をつけて志望校に合格しましょう! また、中学受験のお役立ち情報もご提供しています。執筆はプロ家庭教師アカデミア21。

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「建国記念の日」はなぜ「建国記念日」ではなく、わざわざ「の」を入れているのでしょうか。その理由を問題文中の、『日本書紀』のいう神武天皇が即位した日に注意して、40宇以内で記しなさい。


以上は、開智中2011年第1回入試問題より抜粋したものです。


この問に答えるために、【建国記念の日】を少し掘り下げてみましょう。


国旗

2月11日は、もともとは【紀元節】という日でした。これは、

『日本書紀』で、初代天皇である神武天皇が即位した日

ということからきています。

この紀元節が定められたのは明治5年です。


また、【大日本帝国憲法】が発布されたのも、明治22年の2月11日でした。

ですから、ちょうど現在の【文化の日】と同様(それ以上?)の特別な日だったのです。

しかし、その後紀元節は、戦後GHQの意向により昭和23年に廃止となります。


再び2月11日が祝日となったのは昭和41年です。


ここで、ちょっとすったもんだがありました。

当初案では、ずばり【建国記念日】だったそうです。

ま、自然な発想ですよね。


しかし、国会審議で日本社会党からクレームがつきます。

神武天皇が即位した日という日本書紀の記述自体、歴史上・科学上疑問があり、さらにこれが軍国主義に利用された・・・というような主張です。

約10年(!)にわたる国会審議のすえ、間に【の】を入れて法案を可決するという解決が図られました。

これなら、

日本の国ができた【こと】を記念した日

ともとらえられますからね!



実は、【祝日の問題】はけっこう頻繁に出題されます。例えば、昨年の慶應中等部社会の問題。

慶應中等部社会

分かりましたか?


「今日は学校休みだー」

などとダラダラしていないで、きちんと祝日の勉強もしておいて下さいネ。

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